モスフードサービスは、PCライフサイクルマネジメント(PCLCM)サービス「ピタッとキャパシティ for PC」を採用した。これにより全国約300店舗で利用する店舗向けPCの導入、セットアップ、運用保守において、コスト最適化とサポート品質の向上を実現した。同サービスを提供するアルファテック・ソリューションズが4月3日に発表した。
モスフードサービスは、ハードウェアコストの上昇やオンサイト保守の高コスト化といった課題を抱えていた。これらの課題に対し、アルファテック・ソリューションズは、オンライン中心のサポートへの移行と、店舗スタッフ主導型のPC運用を提案した。

サービス利用のイメージ
具体的には、手順書に基づき、店舗スタッフ自身がPCの導入やセットアップを行う体制を構築した。これにより、スタッフの負担を軽減しつつ、業務への影響を最小限に抑えることが可能となった。また、技術者が直接現地に出向く「オンサイト保守」から、故障した機器をメーカーや販売店に送って修理や交換をする「センドバック保守」への移行により、PCの不調発覚から復旧までの時間を短縮した。
さらに、アルファテック・ソリューションズが提供するヘルプデスクとサポートポータルを通じて、問い合わせ対応を強化した。これにより、サポート品質が向上し、店舗スタッフは安心してPCを利用できるようになった。
これらの取り組みにより、モスフードサービスはハードウェアコストの上昇分を吸収しつつ、4年間のPC運用にかかる総コストの削減を見込んでいるという。