ステルスウィルス

用語の解説

ステルスウィルスとは

(stealth virus)
ステルスウィルスとは、コンピュータウィルスの中でも、コンピュータに感染したことを検知されないように正常を装う機能を持ったウィルスの総称である。
コンピュータウィルスに感染したファイルは、感染によってデータが更新されるため、ファイルサイズや最終更新履歴といった情報が変更される。 システム設定ファイルにウィルスが感染していても、更新履歴などに着目すれば、ウィルスに感染した恐れのあるデータを検知してウィルスチェックを行うことができる。 ステルスウィルスは、感染する以前のデータサイズを表示させたり、あるいは最終更新日時を変更しないようにする機能を持っている。 これによって、アンチウィルスソフトやユーザーのチェックの目を逃れることができる。 ステルスソフトの多くは、一般的なアンチウィルスソフトが用いている検出の仕組みを考慮し、自らをアンチウィルスソフトの監視から逃れる機能を持つ。 ステルスウィルスを検出するためには、高度なセキュリティソフトを用いる必要がある。 また、自らを暗号化するといった高度な偽装を行うステルスウィルスも存在し、公官庁や軍事施設などのシステムに潜伏するケースもしばしば発生している。

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