SSR

用語の解説

SSRとは

(エスエスアール,ソリッドステートリレー,)
SSRとは、電子回路の継電器(リレー)の一種で、スイッチの素材に半導体を使用する制御部品のことである。
SSRは、スイッチが電磁石でできているEMR(電磁リレー)と同じ構造を持っており、スイッチ部分に電磁石ではなくフォトカプラと呼ばれる結合素子が使用されている。 フォトカプラは光を媒介としているため、直接接する点を持たない。 このため、SSRではEMRのようにスイッチの接点部分の劣化がないという特徴を持っている。 また、半導体を使用することによって、EMRよりも小型、高速、高精度なリレーが構成可能という利点もある。 ただし半導体部品の発熱量が大きいため、EMRに比べて負荷に弱いという難点がある。 SSRは、家電製品からプリント基板、照明器具から工業用ロボットまで、幅広く採用されている。

用語解説出典   powered by. Weblio

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