Snapdragon

用語の解説

Snapdragonとは

(スナップドラゴン,Snapdragonプラットフォーム,)
Snapdragonとは、Qualcommが開発したARMベースのチップセットのアーキテクチャである。
主にスマートフォン、スマートブックなどに採用されている。 Snapdragonは、モバイル端末向けのCPUとしては飛びぬけた処理能力、低消費電力、複数種類の通信機能をはじめ多くの機能をあらかじめ組み込んでおり、それでいて省面積である点などを特徴とする。 型番「QSD8x50」チップセットの場合、従来のモバイル向けCPUのクロック周波数が500MHz前後であるのに対して、1GHzで動作する。 画像処理は最大でWXGA(1280×720ドット)の解像度に対応し、720pのHDビデオの再生も可能である。 バッテリーは1日中使用しても持続する程度の省電力を実現している。 通信機能としては、W-CDMA(HSPA)、Wi-Fi、ISDB-T、GPS、Bluetoothなどをサポートしている。 また、OSはWindows Mobileだけでなく、Android、Linux系OSも動作させることができる。 SnapdragonはGoogleの「Nexus One」、Sony Ericssonの「XPERIA X10」といった高性能スマートフォンに多く採用され始めている他、ネットブックとスマートフォンの中間カテゴリーとして登場した「スマートブック」に搭載される例が多くなっている。 具体的な事例として、ASUSTeKが試作したAndroid搭載版「Eee PC‎」、Lenovoの「Skylight」、Hewlett-Packardの「Airlife 100」などを挙げることができる。

用語解説出典   powered by. Weblio

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