UML

用語の解説

UMLとは

(ユーエムエル,統一モデリング言語,)
UMLとは、オブジェクト指向のプログラムを設計する際に用いられる標準的な記法のことである。
Rational Software(現IBM)によって開発された。 UMLオブジェクト(処理対象と処理手続きそのもの)の関係と構造を、箱枠と線によって記述する視覚的言語であるといえる。 用途に応じた数種類の記法が用意されている。 1990年代初頭には、オブジェクト指向プログラムの設計に用いられる表記法として50以上の規格が並存する状態にあった。 それらは、根本的には似た概念を持っていたとしても、表面的な仕様の相違が大きく両立されがたいものだった。 1997年11月に、それまで試みとして作成されていたUMLがOMG(Object Management Group)によって標準として認定され、MicrosoftやIBMを始めとする大手企業が支持を表明、以後ソフトウェア開発の現場で広く用いられるようになった。

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