USBビデオクラス

用語の解説

USBビデオクラスとは

(ユーエスビービデオクラス,USB Video Device Class,USB video class,)
USBビデオクラスとは、USB 2.0の規格が拡張されたもので、家庭用ビデオカメラ、またはライブカメラなどに用いられるWebカメラなどの、映像を扱う機器をUSBでパソコンに接続するための規格のことである。
USB規格を策定する組織であるUSB Implementers Forumによって策定された。 Motion-JPEG、DV、MPEG-2ないしはMPEG-4などの圧縮データを、あるいは非圧縮のデータを、USBを通じて転送することが可能となる。 従来、ビデオカメラにはIEEE 1394を用いて接続する機種が多く、USBでの接続を実現するにはメーカーがそれぞれ独自のドライバーを用意する必要があった。 しかしUSBビデオクラスの策定によって、ビデオカメラ機器は1つのクラスとして定義され、ドライバーとしてはOSが提供する同一クラスのドライバーを利用すればよいことになった。 これによって、機器メーカーは必要に応じて機器個別のドライバーを提供すればよく、機器の開発の手間は大幅に省かれる。 すでにキヤノンや日本ビクター、松下電器産業などが、USBビデオクラスに対応する製品を出荷している。 USBは現在販売されているほぼすべてのパソコンが備えるインターフェースであるため、今後はIEEE 1394対応の機器と並んで広く普及すると見込まれている。

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