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リアルコム、社員の顔が見えるナレッジマネジメントの新版

別井貴志(CNET Japan編集部)

2005-03-30 20:27

 リアルコムは3月30日、新製品の企業内電話帳「REALCOM KnowledgeMarket Know-Who アドレスブック V1.0」と、必要な情報を共有するナレッジマネジメントを実現するためのウェブアプリケーションの新版「REALCOM KnowledgeMarket EnterpriseSuite V3.1」を3月31日から出荷すると発表した。

 Know-Who アドレスブックは、所属や役職、電話番号、メールアドレスなどのユーザー情報のほか、顔写真もプロフィール画面に表示できる企業内電話帳で、1000ユーザーで利用する場合の税抜き価格は220万円する。企業が持つ既存の人事データを元に「誰がどんな人か」(Know-Who)というデータベースを構築し、部署や担当分や、専門性、各人のプロフィールなどをまとめた個人のウェブページが作成される。単純に個人のプロフィールを見たり、連絡先を探したりするだけではなく、IP電話やメッセンジャーと連携させることも可能だ。

 一方、KnowledgeMarket EnterpriseSuiteは、必要とするテーマの数だけ情報共有の場であるコミュニティを設置できるウェブアプリケーションで、1000ユーザーでフルモジュール利用の場合の税抜き価格は1510万円する。モジュールは、課題や疑問を共有してそれに対して回答できるユーザーとマッチングし、問題解決を支援する「Q&A」や、ユーザーが持つ情報や知識を集め、組織全体で共有する「ライブラリ」、チームでの共同作業の進行に必要な情報共有をサポートする「プロジェクト」などがある。

 先述の新製品であるKnow-Who アドレスブックは単体でも使えるが、KnowledgeMarket EnterpriseSuiteのモジュールとして使うことも可能だ。KnowledgeMarketを利用するユーザーが持つスキルや情報を自動で蓄積し、蓄積されたユーザー情報を専門性、貢献度などの指標で整理、公開できる。

 代表取締役の谷本 肇氏は「新製品も加わり、人を中心としたナレッジマネジメントソリューションを提供し、組織や個人が自律的、創造的に活動できるようにワークスタイルを変革させていきたい」と語った。ただし、ナレッジマネジメントシステムは導入しただけではなかなかユーザーが利用せずに、効果が発揮されないケースが少なくない。いかに企業の各ユーザーが積極的に質問したり、それに答えたりするコミュニケーションを活性化させるかが鍵を握る。この点については「そのため、製品を単に導入するだけではなく、コンサルティングサービスも行っている」(同代表)とし、質問に対する答えの有効さを評価したり、その評価に対するインセンティブを設けたりして活性化を図る。

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