教育事業を展開するシステム・テクノロジー・アイとSIベンダーのSRAは4月28日、オープンソースのデータベースであるPostgreSQLの教育ビジネス分野で協業すると発表した。両社は、PostgreSQLの教育と資格取得支援に関する事業を共同で進める。
SIベンダーのSRAは、PostgreSQLを利用したシステムの開発/運用を行う技術者などを対象とした資格認定制度「PostgreSQL技術者認定制度」を2004年10月1日から運用している。今回の協業では、SRAの技術と技術者認定制度を、システム・テクノロジー・アイの教育事業に取り込むものである。
システム・テクノロジー・アイは5月17日にPostgreSQLの学習ソフト「iStudy for PostgreSQL CE」を発売するほか、5月下旬には教育研修コースを始める。6月には、ORACLE MASTER取得者向けに、PostgreSQL CEを取得するための差分コースである「OracleユーザーのためのPostgreSQL導入」(仮称)を提供する。
Study for PostgreSQL CEの税込み価格は1万5750円から。1年間に1000ライセンスの販売を目指す。
なお、発売記念キャンペーンとして、SRAが提供しているPostgreSQL技術者認定試験の受験チケット(1万3650円相当)と、システム・テクノロジー・アイが出荷するiStudy for PostgreSQL CEをセットで販売する。1万5750円で4月28日から100組限定の予約販売を行う。