アスキーソリューションズは5月16日、PCの使用状況を監視/操作して情報漏えいや不正使用を防ぐWindows用ソフトウェア「デスクトップスカウト エンタープライズ版」について、ダウンロード版の販売を開始した。同社のウェブサイトで購入できる。パッケージ版の販売は5月27日に開始する。
同ソフトウェアは、LANやインターネット上のPCの使用状況を監視する製品。オーストラリアGlobalPatrolが開発した。監視対象PCのアプリケーション使用状況、ウェブ閲覧履歴、システム情報、使用時間、入力文字情報、スクリーンショットなどを記録し、ユーザーの操作を監視できる。アプリケーションの遠隔操作や停止、電源遮断などの操作も行える。
オプションのログ一元管理機能を利用すると、監視対象となる全PCの操作記録ログを管理側PCに一括保存できる。そのため、「従来の製品に比べ、大量のPCを監視する大規模ユーザーの利便性が向上した」(アスキーソリューションズ)という。さらに、ファイルを新規作成/保存した場合に、ファイル名、保存場所、操作時間を記録するディスク操作ログ機能も新たに追加した。
対応OSはWindows2000/XP/2003 Server。1エージェント(管理対象PC1台)当たりの税込み標準価格は、ダウンロード版が1万920円から、パッケージ版が1万2705円。ボリュームディスカウントも用意している。ログ一元管理機能の税込み価格は12万8100円から。