シマンテック、セキュリティ分析のためのアプライアンスを発表へ

Joris Evers(CNET News.com)

2005-06-20 16:52

 Symantecは米国時間20日、「Security Information Manager 9500」と「Security Information Manager 9550」という2種類のアプライアンス製品を発表する予定だ。これらの製品は、ファイアウォールやウイルス対策ソフトなどのセキュリティ関連製品が収集したデータを分析するのに利用する。さらに、Symantecの「DeepSight Threat Management System」で提供されるセキュリティ情報とデータの関連付けを行うことも可能だ。ユーザーは、セキュリティデータを分析することで、自分のネットワークへの攻撃をより詳しく把握し、より効果的な防御策を取ることができるとSymantecでは考えている。これらの製品は9月に販売される予定。

 Security Information Managerの各エディションは、Symantecが現在販売している「Incident Manager」の後継品になる。Symantecによると、同アプライアンスは、導入が簡単で、Incident Managerより高速にデータを解析できるという。9550は5万9000ドル、9500は3万9000ドルで提供される。両デバイスとも、3GHzのIntel製Xeonプロセッサ2基を搭載したLinuxベースのサーバで、2Uラックにマウントすることが可能だ。9550は、9500に比べてメモリ容量が大きく、1.2テラバイトの記憶容量をもつとSymantecは述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI を活用した革新的な事例 56 選 課題と解決方法を一挙紹介

  2. OS

    Windows 11移行の不安を“マンガ”でわかりやすく解消!情シスと現場の疑問に応える実践ガイド

  3. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

  4. ビジネスアプリケーション

    生成AI活用で変わるシステム開発の現場、生成AIでローコード開発を強化する4つの方法

  5. ビジネスアプリケーション

    RAG やベクトル埋め込みは可能か、生成 AI 活用で求められるデータベースの要件を探る

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]