インテルがFSB 667MHzのItanium 2を量産出荷

日川佳三(編集部)

2005-07-19 17:36

 インテルは7月19日、FSB(Front Side Bus)の帯域を従来の400MHzから667MHzへと引き上げたSMP(対称型マルチプロセッシング)向けItanium 2の量産出荷を開始した。1000個受注時のロット単価は、内蔵L3キャッシュ容量9MバイトのItanuim 2が51万2050円、6Mバイトが24万1340円。

 128ビット幅のFSBを400MHzから667MHz動作に増やしたことで、CPUから他のCPUやメモリなどへのデータ転送速度(スループット)を6.4Gバイト/秒から10.6Gバイトに向上させた。SMP構成時や大容量データを扱う際のメモリ・アクセス時にシステム性能が高まる。

 同CPU搭載機の出荷予定は以下の通り。日立製作所は7月21日、ブレード・サーバ「BladeSymphony」のサーバ・モジュールを販売する。出荷時期は7月29日。価格は339万円(税抜)から。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]