アイエニウェア、文脈を理解するミドルウェア「Answers Anywhere 4.0」

WebBCN (BCN)

2005-09-13 11:31

 アイエニウェア・ソリューションズ(アイエニウェア、早川典之社長)は、自然言語インターフェースと文脈を理解する機能を備え、使いやすいアプリケーション・インターフェースを構築できるミドルウェア・プラットホームの最新版「Answers Anywhere 4.0」を発売した。

 同製品は、携帯電話やPDA、デスクトップPCなどあらゆる機器で使用可能。コマンドやメニューの入力ではなく一般的な話し言葉を使って、簡単・迅速に必要な機能にアクセスし、適切な情報を得られるようにする。

 大きな特徴のひとつが強力な文脈理解機能を持つ「コンテクスト・エンジン」。ユーザーの入力情報やアクションからユーザーが求めていると予測される情報をアプリケーションが理解し、たとえば営業向けのアプリケーションで「取引先」について訊ねると、その相手に関する実績や顧客情報、その他の情報タブを自動的に表示させられる。

 また、ユーザーが求めている情報を絞り込む「ヒント/サジェスチョン・エンジン」は、取引先の連絡先を検索すると、そこまでの道順、会社情報、具体的なミーティング場所に関するフォローアップ検索を提示することが可能になる。

 音声、電子メール、Web、SMS/MMS、IM(インスタント・メッセージ)、WAP、i-modeなど、多彩な入出力方式に対応。音声で入力した情報に対しての回答をSMSで受け取るといったことも可能だ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]