ミラクル・リナックスとトアーシステムは9月21日、トアーシステムの人材派遣業向けバックオフィス業務支援パッケージ「STAFF MANAGER」をベースとした基幹系業務アプリケーション分野で協業すると発表した。
STAFF MANAGERは、人材派遣サービス企業向けの業務管理パッケージソフト。「MIRACLE LINUX」対応とすることで、初期導入コストと運用コストの削減を図り、「Linuxによる基幹系業務アプリケーション構築を支援する」(両社)。
さらに、両社はミラクル・リナックスのLinux製品を使用して、トアーシステムの基幹系業務アプリケーション製品の動作検証を継続的に共同実施する。また、UnixやWindowsからLinuxへの移行促進とERPソリューションの販売拡大に向け、提案案件の相互紹介や提案対象企業に関する情報共有を行う。共同セミナーの開催など、マーケティング活動や販売推進活動でも協力する。
トアーシステムは統合業務アプリケーション「SISnet Web Solutions」のLinux対応も、9月末を目処に進めていく。Linux OSの最新版「MIRACLE LINUX V4.0」にも早期対応する予定である。