シマンテック(杉山隆弘社長)は、中規模の団体・企業を対象とした脆弱性 修正・パッチ管理ソリューション「Symantec LiveState Patch Manager」を発 表した。
ITの効率性を高めるツール類をまとめたもので、企業全体のパッチ管理処理 を自動的かつ正確に実行、企業内における各種システムのスキャンとパッチの 適用を先行的に行なうことで、クライアントの脆弱性が悪用されるリスクやダ ウンタイムを軽減する。
同製品は、モジュール型でエージェントベースのパッチ管理ソリューション のため、単独あるいはセキュリティ、環境設定管理手段の一部としても導入可 能。既存の環境に統合すれば、ネットワークトラフィックの削減、パッチ管理 データの安全な送信が行える。また、システムをスキャンすることでマイクロ ソフトのセキュリティパッチが導入済みか、利用可能かを判断、適切なパッチ をパッケージ化して、ネットワーク経由で適用できる。さらに、パッチ管理作 業の詳細なレポートを作成し、監査・報告の要件に答えることも可能だ。
価格は、初年度Gold Maintenance付きの新規ライセンスで1ライセンス4200 円(10−24ライセンスの場合)。