日本オラクルは10月12日、東洋ビジネスエンジニアリングや住商情報システム、エス・エス・ジェイ(SSJ)の各社と協業し、異種業務パッケージアプリケーションの組み合わせによる相互データ連携などを検証したと発表した。
今回の検証は、日本オラクルの業務プロセス管理ソフト「Oracle BPEL Process Manager」を利用して実施された。BPEL Process Managerを中心に、東洋ビジネスエンジニアリングの生産管理パッケージ「MCFrame」と住商情報システムの統合型基幹業務パッケージ「ProActive E2」および「MCFrame」、SSJの統合業務パッケージ「SuperStream」を組み合わせて、相互のパッケージ間の業務プロセスと発生するデータの整合性を検証した。検証作業には日本オラクルの「ISV検証センター」を利用した。
検証では、3社の各パッケージを変更することなく業務プロセスとデータの両面で連携できるかが課題となったが、検証の結果、BPEL Process Managerによる各パッケージ間のインテグレーションの容易さ、業務プロセスやデータの組み替え、追加などへに柔軟に対応できることが証明できた。検証に使用した業務プロセスとデータの連携は、10月21日から開催される「MCFrame Forum2005」の日本オラクルブースおよびセッションで紹介される予定だ。