NTTデータ経営研究所は10月21日、内部統制の強化も視野に入れた「ビジネスプロセス分析ソリューション」の提供を開始した。
ビジネスプロセス分析ソリューションは、現在の業務プロセスを可視化し、業務プロセスの効率化を向上させることを目的にしている。また現在議論されている「日本版SOX法」が実際に施行された場合への対応も目的にしている。
今回のサービスは、現行の業務プロセスをソフトウェアで可視化する。プロセスの流れを可視化するだけでなく、各プロセスの作業量や作業頻度、滞留時間、稼動人員数などをシミュレーションによって調整する。また業務プロセスを分析することで内部統制ルールに矛盾するプロセスを発見して改善できる。
可視化された業務プロセスは、マネジメントシステムで管理する。マネジメントシステムから取得する記録を分析することで、決めたプロセスの流れや内部統制ルールを守っているかどうかを監視できる。
そして、可視化された業務プロセスの処理能力とマネジメントシステムで把握された実際の作業量などを評価することで、業務プロセスを再設計して、業務の効率性を向上させる。