オーシャンブリッジは10月25日、ウェブ対応文書公開システムの新版「Net-It Central 6.3」の販売を開始した。新着文書や更新文書の情報をRSS配信する機能を新たに搭載している。
Net-It Centralは、米Informative Graphicsが開発したソフト。Microsoft Word、Excel、PowerPoint、Adobe PDFといった文書ファイル、AutoCADなどのCAD図面データ、TIFFなどの画像データを、ファイルサーバへドラッグアンドドロップするだけでイントラネットウェブサイトに公開できる。
公開された文書は独自フォーマット「CDL」に変換され、ウェブブラウザ上で高速に表示可能となる。表示用データは保存および編集が不可能なので、ファイルそのものの持ち出しやメール添付、印刷などの操作を制限でき、情報共有と情報漏えい防止が両立する。
新版はRSS配信に対応し、公開されている文書のうち新着文書と更新文書の情報だけを配信できるようになった。同社では、「内容が変更された文書をもれなく通知することで、文書配信業務を効率化するだけでなく、コンプライアンス経営にも貢献する」としている。
対応環境は以下のとおり。
- Net-Itサーバ:Windows 2000 SP4/2003 SP1/XP SP1a以降
- ファイルサーバおよびウェブサーバ用OS:Windows 2000/2003、Unix、Linuxなど
- クライアント:Windows 98/2000/2003/XP、Microsoft Internet Explorer 5.5以降
1サーバ当たりのライセンス価格は、「Net-It Central 6.3 コーポレートエディション」(1万ファイルまで、30サイト)が240万円、「Net-It Central 6.3 アンリミテッドエディション」(ファイル数無制限、100サイト)が360万円、「Net-It Central Light 6.3」(1000ファイルまで、2サイト)が90万円。クライアントライセンスは不要。