三菱マテリアル、RFIDを利用した工程管理パッケージのトライアル評価版を提供

エースラッシュ

2005-11-30 19:32

 三菱マテリアルの開発部門戦略事業開発室は11月30日、RFIDを利用した電子かんばん工程管理パッケージ「M2S dataTube」のトライアル評価版を2006年1月から提供すると発表した。

 M2S dataTubeは、RFIDで生産行程を管理するパッケージソフトだ。製造指示書とRFIDを一体化させ、進捗を収集したい場所にポケット型リーダーライターを設置、そこにタグを出し入れすることで作業員の正確な従事時間や工程進捗を自動取得できる。また、生産スケジューラー「FLEXSCHE」と連動させることで、リアルタイムに「計画、指示、予実確認」のループを実現できる。

 今回提供されるトライアル評価版は、エンドユーザーを対象として提供され、原則1カ月の期間制限がついている。価格は20万円からで、半年間で30セットの提供を予定している。パッケージにはデータベースとRFIDリーダーライターが含まれる。そのほか、インストールサービスや収集データの解析・レポートサービスも有償にて用意する。

 窓口はシステムインテグレータであるアイ・ティ・フロンティアと伊藤忠テクノサイエンスが担当。三菱マテリアルは技術面を担当し、インストールサービスやデータ解析サービスなどを提供する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]