NTTデータ経営研究所(佐々木崇社長)は、既存のパソコンをシンクライアント化することでITコストを低減させる「サーバー集中化ソリューション」を発売した。
同ソリューションは、既存のパソコンをSBC(サーバー・ベース・コンピューティング)方式でシンクライアント化し、サーバー集中を実現するもの。パソコン上のソフトウェアやデータをサーバーで一元管理することで、パソコンの各種運用管理コストを削減する。
既存IT資産の有効活用を考えてつくられたソフトウェアベースのソリューションで、ロースペックの旧機種既存パソコン、INSやADSLなどの狭帯域ネットワークを継続利用して、サーバー集中・シンクライアント化を実現できる。同ソリューション導入後に、OSやソフトウェアが高機能化した場合でも、サーバー側の処理能力を増強することで、パソコンの使用可能期間を延長することも可能。
同社では、パソコンの新規調達コストを10%〜20%程度、長期的な調達コストは30%以上、運用管理コストは50%以上低減できると試算する。