NTT-ITがMAIDを利用したネットワークストレージを販売開始--消費電力を4分の1以下に

田中好伸(編集部) 2006年01月11日 22時30分

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 NTTアイティ(NTT-IT)は1月11日、「MAID」技術を利用したネットワークストレージシステム「ZFS-NAS MAID」を1月12日から販売開始すると発表した。同社によれば、MAIDをオンラインのストレージに利用したのは「世界初」だという。

 MAID(Massive Arrays of Inactive Disks)は、複数のハードディスクドライブ(HDD)からなるRAIDを多数構成し、HDDの起動・停止をRAID単位で制御することで、消費電力を削減できる。従来MAIDは仮想テープライブラリとして利用されることが一般的だった。

 今回開発されたZFS-NAS MAIDの消費電力は、従来のRAID装置の4分の1以下とされ、NTT-ITでは「導入・運用にかかるコストと環境に対する負荷を低減できる」としている。

 ZFS-NAS MAIDは、NASサーバとMAID装置からなり、NTT-ITが独自に開発したファイルサーバソフト「ZFS」のI/Oブロック単位の階層型ストレージ管理機能でNASサーバのキャッシュディスクMAID装置の複数のHDDから構成される仮想媒体を一体化して、オンラインのHDDと同様に扱える大容量の仮想ボリュームを構成する。

 NTT-ITでは、映像・学術・帳票・メールなどの電子データの蓄積・保存、既存のRAID装置のバックアップを想定している。標準価格は、容量48テラバイトで8032万5000円となっている。今後1年間で100セットの販売を目標にしている。

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