日本NCRは1月24日、マーケティングソフトウェアの最新版 「Teradata Relationship Manager Version 6(テラデータ・リレーションシップ・マネジャー)」 の販売を、2006年3月10日より開始すると発表した。出荷の開始は8月下旬からとなる予定。価格は最小構成で1400万円から。年間20億円の売り上げを目指す。
Teradata Relationship Managerは、マーケティング業務の一部を自動化し、マーケティング担当者の実務を支援する包括的なマーケティングソフトウェア。POSやウェブサイト、ATMなど、消費者とのさまざまなタッチポイントチャネルから刻々と入力される膨大な顧客情報を元に、マーケティング活動の立案から実行までのプロセスを支援する。
たとえば、販促などのキャンペーンをどの顧客にいつ、どの手段で行なえば効果的かといった分析やキャンペーン計画の立案が可能になる。また、キャンペーン実施時に行うダイレクトメール発送システムやコールセンターへの指示、顧客情報の出力も実行可能という。これらの顧客とのやり取りは、あらかじめ策定しておくキャンペーン計画に基づいて自動実行される。