日本HP、「HP Quarantine System」とSymantec製品を組み合わせたソリューションを販売

CNET Japan Staff

2006-03-09 07:30

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は3月8日、同社のクライアントPC認証&検疫ソリューション「HP Quarantine System ver. 2.0」とシマンテックが販売する企業向けウィルス対策ソフトウェア「Symantec AntiVirus CorporateEdition(SAVCE)」「Symantec Client Security(SCS)」を組み合わせたソリューションの受注を同日より開始すると発表した。

 同ソリューションを利用することで、たとえばSAVCEおよびSCSの管理サーバに設定されたウィルス対策ポリシーを、HP Quarantine Systemの管理サーバであるQu Managerが引き継ぎ、クライアントに対するQu Agentを通じた通常の認証、検疫に加えてSAVCEおよびSCSの管理ポリシーの反映が可能になる。

 また、PCクライアントにインストールされるQu AgentとSAVCEおよびSCSのエージェントがAPIで連携し、HP Quarantine Systemの検疫項目の中に各クライアントにおけるSAVCEおよびSCSの状態チェックを含めることができるようになる。

 HP Quarantine Systemは検疫の機能を備えており、一方のシマンテック製ウィルス対策ソフトウェアがクライアント保護に強いことから、両社の強みを組み合わせた連携ソリューションが生まれた。同ソリューションは、日本HPとシマンテックの協業で、コンサルティングサービスを伴ったトータルソリューションとして提供される。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  2. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  3. 運用管理

    IT管理者ほど見落としがちな「Chrome」設定--ニーズに沿った更新制御も可能に

  4. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  5. セキュリティ

    シャドーITも見逃さない!複雑化する企業資産をさまざまな脅威から守る新たなアプローチ「EASM」とは

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]