シマンテック、企業向けIMセキュリティ製品「IM Manager 8.0」を発表

文:Karen Said(CNET News.com)
翻訳校正:河部恭紀(編集部)

2006-04-04 19:28

 Symantecは米国時間4月3日、企業が、一般のインスタントメッセージング(IM)サービスや社内のIMネットワークを介したコミュニケーションの高い安全性を確保するために必要なソフトウェアを発表した。4月に販売予定の「Symantec IM Manager 8.0」は、IPを使用したさまざまな機能のなかでもとりわけ、ファイルシェアリングや通話に対して、ユーザーが自分でセキュリティポリシーを設定できるようにするための製品だ。同製品は、「AOL Instant Messenger」「MSN Messenger」「Yahoo Messenger」およびその他のさまざまな企業向けIMソフトウェアに対応している。また同製品には、Sarbanes-Oxley Act(米国企業改革法)などの規制への順守に対応するためのアーカイブ機能や管理ツールも含まれている。

 FaceTime Communicationsが実施した調査によれば、IMに対する攻撃は、2005年においてさらに勢いを増している。職場でのIMの使用が増加するなか、セキュリティ会社は同分野に狙いを定めつつある。Symantecは1月、IMセキュリティ製品を販売するIMlogicを買収した。Symantecによれば、IM Manager 8.0にはその買収によって獲得した技術が採用されているという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]