デルは4月11日、国際基督教大学(ICU)において、学生が利用するコンピュータルームに、デルのハードディスク非搭載PC「Dell ThinPC」216台をクライアントとしたシステムが導入されたことを発表した。
今回の導入されたのは、エントリーサーバ「PowerEdge(パワーエッジ)800」と「Dell ThinPC」によるネットブートディスクレスシステム。情報セキュリティやシステム保護の強化と、更新作業や利用環境の変化に対応できる利便性と柔軟性を実現した。
ICUは、コンピュータルームのシステム刷新にあたり、ウィルス感染やスパイウェア、不正アクセスなどに対処できるセキュリティを持ち、メンテナンスやアップグレードなどの管理/運用を容易に行える上に、コスト削減可能な環境の構築を目指していた。この要求に対して、デルと松下電工インフォメーションシステムがDell ThinPCによるソリューションを提案。要件をすべて満たし、初期導入コストも想定を下回った点が評価され、採用された。
導入されたシステムは、ハードディスク非搭載のデルのデスクトップPC「OptiPlex(オプティプレックス)GX270」が216台で、管理サーバおよびI/Oサーバとして「PowerEdge 800」がネットワークスイッチ「PowerConnect(パワーコネクト)」を通して接続されている。Dell ThinPCのOSには「Microsoft Windows XP Professional」が採用されている。