デル、省電力推進プロジェクト「Green Grid」に参加

文:Tom Krazit(CNET News.com) 翻訳校正:尾本香里(編集部) 2006年05月08日 15時26分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 テキサス州オースチン発--Advanced Micro Devices(AMD)の最高経営責任者(CEO)Hector Ruiz氏が当地開催の2006 World Congress on Information Technology(WCIT)にて米国時間5月3日に行った発表によると、Dellが、AMDの支援するデータセンターの省電力推進プロジェクトへの参加に同意したという。

 Dellは、AMD、Sun Microsystems、Hewlett-Packard、IBMが2006年4月に立ち上げた非営利団体「Green Grid」に加わる。Rackable SystemsとEgeneraもまた同団体に加わった。Green Gridは、データセンターの省電力化を目指しているITマネージャーのための意見交換の場を提供し、ベストプラクティスを紹介することを目的とする団体だ。

 電力消費は、ITマネージャーの抱える最も差し迫った問題の1つとなっている。サーバに搭載されたプロセッサが大量の電力を消費するのに加え、サーバが稼動する部屋の室温を一定に保つための冷房設備の消費電力も増える一方だ。

 Ruiz氏によると、DellのGreen Grid参加の決断については、同社の創業者で会長のMichael Dell氏がWCITでの基調講演でより詳しく説明する予定だと言う。DellはAMDの強力なライバルであるIntelのチップを利用する顧客で、両社の間で揺れ動いた時期もあったが現在もIntel製品しか使っていない。しかし、AMDが提供する最新のサーバ用チップはIntel製チップよりも消費電力が小さく、AMDのパートナー企業はこれをDellに対抗するセールスポイントとして利用しようとしている。

 WCITは2年に1度、世界のIT問題と展望について話し合うために開催される。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化