日立製作所は5月8日、同社の指静脈認証技術が但馬銀行の生体認証による本人確認に採用されたことを発表した。同日より、但馬銀行においてICキャッシュカードに対応した指静脈認証ATMが本格稼働する。
日立の指静脈認証機能をICキャッシュカードへ搭載し、ATMで実際の業務に使用するのは兵庫県下に本店を置く金融機関としては初めてのこと。但馬銀行では、2006年度中を目処に順次全店へ拡大する予定だ。
但馬銀行は、金融犯罪による被害の防止策として、指静脈認証機能付きICキャッシュカードを導入。指静脈認証技術は、登録されるデータがコンパクトでありながら高い認証精度を実現していること、認証速度が速く、装置が小型であり使いやすいことなどが評価されて採用となった。
ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)
AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性
IDCレポートが明かす、AI時代において「プライベートAIインフラ」が企業競争力に果たす役割と効果
AI-OCRで自動データ化しDX推進で活用可能に、文書管理の悩みを解決するオンラインストレージ
業務部門の若手が自らアプリを開発！ノーコードによる市民開発の成功事例
カスタマーサポート業務で生成AIはどう使えるか、代表的な活用場面を解説
所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか？
エンタープライズコンピューティングの最前線を配信
ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET
Japanをご覧ください。
