岩崎通信機とネットマークスは5月16日、IPコンタクトセンター向けのソリューション製品や各種サービスを共同提供すると発表した。これにともない、両社は対象製品およびサービスの販売を推進するため、営業および技術担当者で構成する40名体制の販売プロジェクトチームを6月1日に発足させる。
IPコンタクトセンター分野で協業する理由について、両社は「岩通のPBXやビジネスホン開発/製造実績およびコールセンター構築経験と、ネットマークスのマルチベンダー環境におけるネットワーク、セキュリティ製品のインテグレーション実績を相互補完することで、IPコンタクトセンター領域におけるトータルソリューションの提供が可能となる」と説明する。
具体的には、IPコンタクトセンター向けソリューション製品に、ネットワーク、セキュリティ、運用、保守サービスを加え、トータルソリューションとして提供していく。
両社では、この協業により2006年度60億円、2007年度100億円の売上高を見込む。