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記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」

NEC、中堅企業向けERPソリューションの大幅な事業強化を発表

柴田克己(編集部)

2006-05-23 15:40

 日本電気(NEC)とNECソフトは5月23日、中堅企業向けERPソリューション「EXPLANNER(エクスプランナー)シリーズ」の刷新と事業強化に関する記者発表を行った。

 NECのERPソリューションパッケージであるEXPLANNERシリーズには、これまでに2万社以上の顧客があるという。今回のシリーズ刷新は、販売、会計、人事給与、債権/債務領域向けのパッケージである「EXPLANNER/A」の新バージョンとして「EXPLANNER/Ai(エクスプランナー・アイ)」を提供し、これに製造業や建築業といった業種別のパッケージソフト群、さらにビジネスプロセスモデリングツールと開発環境の「SystemDirector Enterprise」(SDE)とを組み合わせて、顧客に提供するというもの。両社は、これらを「新EXPLANNERシリーズ」として、本日より販売活動を開始している。

 プロセスモデリングツールとしては、サン・プランニング・システムズの「iGrafx(アイグラフィックス)」とIDSシェアー・ジャパンの「ARIS(アリス)」を利用し、内部統制を含めた最適な業務プロセスの立案を行うコンサルティングサービスも合わせて提供する。

 開発環境として提供されるSDEは、プロセスモデリングでのアウトプットを基に、Javaと.NETに対応したソースコードを生成してシステム設計と構築を行うためのもの。中堅企業向けのERPパッケージと開発環境がセットで提供される例は少ないが、これは、システム構築後に顧客自身が業務プロセスの変更に応じて、容易にシステムを更新できるようにするとともに、システムと設計情報を整合性を保った形で管理可能にするためのものという。

NEC、執行役員常務の岩波利光氏画像 NEC、執行役員常務の岩波利光氏。

 製品ラインの刷新に合わせ、NECソフトでは300名規模の「EXPLANNER事業部」を4月に設立し、開発、サポート体制を強化している。さらに、NEC、NECソフト、NECネクサソリューションズ、NECトータルインテグレーションサービス、NEC情報システムズといったグループ各社との連携を強化し、グループ内のEXPLANNER営業要因を800名規模に拡充。販売店に対するサポート体制も強化し、拡販を図るとしている。

 NEC、執行役員常務の岩波利光氏は、内部統制や2007年問題への対応を目的としたリプレースニーズや、国内景気の回復傾向といった要因が、SMB向けERPマーケットの拡大を後押ししているとし、今回の事業強化により「中堅企業向けERP事業について、2008年度までの3年間で800億円の売り上げを目指す」とした。

 新EXPRANNERシリーズの価格は100万円(最小構成価格)より。出荷は2006年8月に開始される。

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