ソフトエイジェンシーは5月30日、ウェブシステムの負荷分散に対応したLAMPホスティングサービスを6月1日に開始すると発表した。システム開発事業者などの需要を見込み、開発規模に応じて、最大10台のサーバでの分散運用を可能にするという。
セキュリティ設備にジュニパーネットワークスのファイアウォールアプライアンス「Netscreen」を用意。オプションでDDoS攻撃に対応する。ロードバランサーにはネットワールドの「Equalizer」を採用する。
データベースサーバはヒューレットパッカード製「ProLiant DL360 G2」。CPUはインテルXeon 3.0GHzで、メモリは4Gバイト。ハードディスク装置(HDD)は300Gバイト Ultra320 SCSI RAID1、ホットスペア付き。ウェブサーバは同社製「ProLiant DL140 G2」。CPUはXeon 2.8GHz、メモリ容量は1Gバイトで、HDDは80Gバイト SATA。
いずれもOSにLinuxを採用。Apache、MySQL、PHP環境を事前構築するほか、顧客の要望にあわせて初期設定を行う。各種技術サポートも提供する。
料金は、2台の契約によるスレーブサーバの構築などを想定した「スタンドアロン」プランが、初期費用10万5000円、月額料金6万3000円。
サーバ10台の分散運用に対応した「負荷分散MAX10」プランは、ベース料金が初期23万7300円、月額19万4250円。追加料金は、データベースサーバ1台あたり初期7万3500円、月額5万9850円。ウェブサーバ1台あたり初期4万2000円、月額1万8900円としている。