日本ベリサインと帝国データバンク、1ユーザーから利用可能な企業向け電子認証サービス

ニューズフロント

2006-06-26 19:11

 日本ベリサインと帝国データバンクは6月26日、企業内個人向け電子認証サービスの分野で協業すると発表した。これにより、両社は、企業および組織内の個人向け電子証明書「ベリサイン個人用電子証明書Class2スタンダード」の販売を7月10日に開始する。証明書の有効期間は2年間で、税込み価格は1万2600円となる。

 Class2スタンダードは、これまで従来の個人用電子証明書「Class1」よりも機能や認証レベルを強化し、企業/組織内の個人向けとして提供する電子証明書。組織の実在性確認と、証明書のユーザーがその組織に所属していることを認証する利用者認証という2段階の認証を行うことで、「より信頼性の高い電子証明書の発行が可能となる」(日本ベリサイン、と帝国データバンク)。

 帝国データバンクは、発行する電子証明書にTDB企業コードを格納する。同コードは組織ごとに固有のデータであるため、ユーザーの所属する組織を電子証明書から容易に特定できる。

 なお、従来の企業向け認証局構築サービス「ベリサインマネージドPKIサービス」では100ユーザー以上の契約が必要であったのに対し、Class2スタンダードは1ユーザーから電子証明書の発行を可能とした。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]