日本ベリサイン、伊藤忠商事からセキュリティ情報配信事業を営業譲受

エースラッシュ

2006-03-03 16:56

 日本ベリサインは3月3日、伊藤忠商事からセキュリティ情報配信サービス「CyberNotice」の営業譲渡を受けることで、同社と合意したと発表した。米VeriSignが、2005年にCyberNoticeのライセンス供与元である米iDEFENSEを買収したことにあわせ、日本での提供体制を再編するものとみられる。日本ベリサインと伊藤忠商事では、今後具体的な条件を協議するという。

 CyberNoticeは、米国の政府機関などから取得したハッカー情報、ソフトウェアのぜい弱性といったセキュリティ情報を専門のアナリストが分析。レポートにまとめて配信する。伊藤忠商事傘下のサイバーディフェンス研究所が、iDEFENSE社のライセンス供与を受け、2002年に開始した。

 日本ベリサインでは営業譲渡を受けた後、同情報配信サービスを、ネットワークセキュリティ機器の監視/管理などを含むマネージドセキュリティサービス(MSS)に統合。MSSの顧客向けに提供していくという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    2023年OTサイバーセキュリティの現状レポート--75%の組織が過去1年間に1回以上の侵入を経験

  2. セキュリティ

    サイバーセキュリティ強化に向けてマイクロソフトが示す実践的な指針を紹介

  3. セキュリティ

    5分でわかる「AWS WAF」--基礎知識から運用で陥りやすい3つの落とし穴までを徹底解説

  4. セキュリティ

    最前線で活躍するトップランナーと本気で考える、これからのサイバーセキュリティ

  5. 経営

    ガートナーが指南、迅速な意思決定を促す「AI」活用を実践する3つの主要ステップ

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]