マイクロソフトは7月11日、企業向けコミュニケーションサーバ「Microsoft Live Communications Server(LCS)2005」専用のWindows Mobile端末用クライアントソフト「Microsoft Office Communicator Mobile日本語版」の提供を開始した。LCS用サーバライセンスおよびCALの購入者は、ウェブサイトから無償でダウンロードできる。
LCSは、インスタントメッセージング(IM)、プレゼンス、VoIPなどの各種コミュニケーション機能を総合的に提供する企業向けサーバだ。Communicator Mobileは、Windows Mobile端末を同サーバに接続して使うためのクライアントだ。
このクライアントを利用することで、持ち運び可能なWindows Mobile端末を使い、場所や時間を問わずリアルタイムコミュニケーション機能にアクセス可能となる。
業界標準のIM用プロトコルSIMPLEとVoIP用プロトコルSIPに対応しており、既存アプリケーションに対するプレゼンス機能の追加などが行えるという。