京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は7月27日、ISOプロセス/文書管理ソフト「GreenOffice ISO Document Managerイソロジー」の機能をASPサービスとして提供開始した。税込みの月額利用料は9万8000円(25ID)からで、別途、初期登録費用が必要となる。
イソロジーは、各種ISO規格で要求される文書管理作業を支援するソフト。Notes/Dominoベースのシステムであり、ウェブ上で利用できる。これまで、350社500サイトに導入されたという。KCCSは、イソロジーを同社のデータセンター「D@TA Center」で運用し、ASPサービスとして提供する。
同ASPサービスは、「ISOで要求される文書管理に必要な機能をすべて装備している」(KCCS)。たとえば、採番、配布、登録などの文書管理業務を自動化し、管理者の負荷を軽減できる。また、メールを活用し、確認、決裁、配布などの業務の迅速化も可能という。
KCCSでは、「(ASPサービスであるため)導入コストを抑え、安全、簡単に利用できる。さらに、運用開始後はバージョンアップの心配もなく、常に最新のサービスの利用が可能。運用管理にかかる人件費の削減にも貢献する」と説明する。初年度に2000IDの登録を目指す。