F5、SSL VPNアプライアンスでベリサインのワンタイムパスワード認証を使用可能に

ニューズフロント

2006-08-03 16:16

 日本ベリサインとF5ネットワークスジャパンは8月3日、F5ネットワークスのSSL VPN装置「FirePass」とベリサインの認証製品「ベリサインユニファイドオーセンティケーション(UA)」の相互運用試験を実施し、動作検証を終えたと発表した。これにより、SSL VPN使用時にベリサインUAのワンタイムパスワード(OTP)トークンを使った認証が行える。

 FirePassは、SSL VPN環境を構築するためのアプライアンス製品。ベリサインUAと連携させることで、FirePassへのログオン時にID/パスワードとOTPを併用し、より安全な二因子認証を利用可能とした。

 なお、ベリサインUAは、OTP生成アルゴリズムなどの構成要素でオープンな技術を使用している。そのため、「既存システムに導入しやすい柔軟性とシステム拡張性により、低コストなFirePassとの連携や、安全性の高いSSL VPN導入を実現できた」(両社)という。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ対策で注目の「OSINT」、自組織の防御に役立つ基礎知識と活用方法を解説

  2. セキュリティ

    攻撃者は侵入ではなく“ログイン”する、エンドポイントとアイデンティティセキュリティを連携すべき理由

  3. モバイル

    目前の「Windows 10」サポート終了、「Windows 11」への移行負担を解消する最適解とは

  4. セキュリティ

    こんなにあった!従来型SIEMが抱える課題──次世代SIEMに必須の“8つの要件”とは?

  5. ビジネスアプリケーション

    データリーダーが知っておくべき、AI活用の投資対効果を高める「実効性のある戦略策定」の進め方

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]