日本ベリサインとF5ネットワークスジャパンは8月3日、F5ネットワークスのSSL VPN装置「FirePass」とベリサインの認証製品「ベリサインユニファイドオーセンティケーション(UA)」の相互運用試験を実施し、動作検証を終えたと発表した。これにより、SSL VPN使用時にベリサインUAのワンタイムパスワード(OTP)トークンを使った認証が行える。
FirePassは、SSL VPN環境を構築するためのアプライアンス製品。ベリサインUAと連携させることで、FirePassへのログオン時にID/パスワードとOTPを併用し、より安全な二因子認証を利用可能とした。
なお、ベリサインUAは、OTP生成アルゴリズムなどの構成要素でオープンな技術を使用している。そのため、「既存システムに導入しやすい柔軟性とシステム拡張性により、低コストなFirePassとの連携や、安全性の高いSSL VPN導入を実現できた」(両社)という。