リバーベッドテクノロジーは9月14日、ワイドエリアデータサービス(WDS)における新しいソリューションと、WAN高速化装置「Steelhead」製品群の強化を発表した。
今回ラインアップされたのは、「Riverbed Optimization System(RiOS)3.0」ソフトウェアと、3種類の最新Steelheadアプライアンス。新製品では、最大4Gbpsのスループット、100万コネクションが可能。音声や動画を含むトラフィックのパフォーマンスを最適化し、ネットワークの統合、管理、レポーティングを簡素化できる。
RiOS 3.0は、NFS、CIFS、VoIP/動画用QoS機能の運用能力を向上させるソフトウェア。Linux/UNIXユーザーのNFSを高速化するNFSアプリケーション合理化機能により、ClearCase、Unigraphics、Computer-Aided Three-Dimensional Interactive Application(CATIA)、Home DirectoryリモートアクセスといったUNIX系アプリケーションのパフォーマンスを最大55倍にまで向上させられるという。
一方のSteelheadアプライアンス群は、最大OC-3(155Mbps)の「Steelhead 5520」、最大310Mbpsの「Steelhead 6020」、およびクラスタ当たり4Gbpsのスループット、100万コネクションを実現する「Interceptor 9200」がラインアップされた。
税別価格は、Steelhead 5520が1380万円、Steelhead 6020が2380万円、Interceptor 9200が990万円。同日から受注を開始する。