NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC、石田守社長)とfonfun(三浦浩之社長)、エム・エス・コミュニケーションズ(MSコミュニケーションズ、宮城利行社長)は、法人向けリモートメールソリューション「Master'sONEリモートメールソリューション」での事業・販売提携に合意し、 10月16日からサービスの提供を開始する。
「Master'sONEリモートメールソリューション」は、fonfunのリモートメールサービスの法人向けサービスに、独自のセキュリティ機能などのオプションを加えたもの。端末にデータの残らないWebメーラー方式で、携帯電話から会社のアドレスに届いたメールを送受信できる。テキストのほか、画像やWordなどの添付ファイルも閲覧可能。システム管理者向けに、利用開始や利用削除(アクセス禁止)を設定できる管理用ソフトも提供する。
携帯電話は、iモード、EZweb、Yahoo!ケータイ、AIR-EDGEに対応するすべての端末に対応。メールアドレスは利用中のアドレスをそのまま使える。VPN(閉域網)経由での接続とUID認証により、高いセキュリティも確保した。
さらに、有料オプションとして、MSコミュニケーションズによる携帯電話通信料の最適化サービスや、NTTPCのメールサーバホスティング「Mail Luck!」を利用した、メールサーバーのアウトソーシングサービスを用意する。
価格は、1VPN単位で月額3万1500円。別途、1端末当たり月額210円の利用料がかかる。なお、NTTPCでは、同サービスを9月26日に発表したリスクマネジメントサービスの第2弾として提供。1年間無料で利用できるキャンペーンも実施する。