日本ユニシスは10月11日、安全性の高い大規模オフィス環境を短期間に構築でき、運用管理コストを低減する「セキュア・シンクライアント」の販売を同日から開始すると発表した。今後2年間で60億円を見込む。
セキュア・シンクライアントは、セキュリティの3要素である「機密性」「可用性」「完全性」を確保したソリューション。ID管理システムとシングルサインオンを連携し、スマートカードとシンクライアント専用端末(Windows Based Terminal:WBT)の連携を図ることで、あらゆる端末環境での利用を実現。マルチサーバブートシステム(MBS)により、管理コストをPCの1000分の1に削減できるという。
MBSは、1〜40台のCPS(Citrix Presentation Server)サーバを起動することができる。 CPSサーバ1台で25台から30台のシンクライアントをサポートできるため、40台のCPSサーバを使えば、1000台のシンクライアント環境で利用できる。