独自のホスト侵入防止システム技術搭載のセキュリティソフトを発売--ソフォス

CNET Japan Staff

2006-10-14 03:03

 ソフォスは10月12日、小規模から中規模の組織向けセキュリティ対策製品の新バージョン「Sophos Security Suite(ソフォスセキュリティスイート)」の提供を同日から開始すると発表した。価格は5ユーザーパックで年間5万7000円(税別)から。

 Sophos Security Suiteは、WindowsおよびMacintosh向けのセキュリティ対策オールインワンパッケージ。ウイルス、スパイウェア、アドウェア、スパム、不正侵入などから端末を守ることができる。

 独自のHIPS(ホスト侵入防止システム)技術「Behavioral Genotype Protection(振る舞い検出型遺伝子脅威検知)」によって、悪意のあるプログラムが実行される前に検知することも可能という。Behavioral Genotype Protectionは、アプリケーションの振る舞いを常に監視し、疑わしいと思われるものを検出・停止することで、定義ファイルが更新される前の最新の脅威を阻止するという機能。

 HIPSは、ほかのベンダーでも提供しているが、ソフォスでは「一般的なHIPSは一部実行されたプログラムコードを監視し、検知・阻止するのに対し、Behavioral Genotype Protectionの場合、コードが実行される前にソフォス独自の遺伝子型脅威検知テクノロジによって、悪質な振る舞いを実行しうるプログラムを検知・阻止する」と説明している。

 また、集中管理ツール「Sophos Control Center」を使うとネットワーク内のセキュリティステータスを一目で把握できる。ウイルスだけでなく、アドウェアやPUA(業務上不要と思われるアプリケーション)を集中管理し、駆除する機能を提供する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]