編集部からのお知らせ
オススメ記事選集PDF:「ジョブ型」へのシフト
「ニューノーマル」に関する新着記事一覧

75%のLinuxサーバがウイルス対策をしていない--ソフォスがLinuxサーバの導入状況を調査

田中好伸(編集部)

2005-07-26 19:22

 ウイルス対策ソフト大手のソフォスは7月26日、企業・自治体のLinuxサーバ導入や用途、ウイルス対策ソフト導入についての自社調査結果を公表した。

 今回の調査結果でソフォスは、企業・自治体が導入しているLinuxサーバは約4万台と推計している。Linuxを含めた全サーバは約86万台であるため、そのうちの約5%がLinuxサーバになる。

 Linuxサーバの出荷台数は伸びているが、そのほとんどがSolarisなどのUnixサーバからの置き換えであり、WindowsサーバからLinuxサーバへ置き換えるケースはまだまだ少ないと、ソフォスは見ている。この現状はサポートや技術者の不足に起因しており、Linuxサーバの導入台数を増やすためには技術者を増やすことが不可欠であると分析している。

 また今回の調査は、現在稼動している約4万台のLinuxサーバのうち、ウイルス対策ソフトを導入しているのは約1万台(25%)であり、Linuxサーバの75%がウイルス対策をしていないという実態を明らかにした。

 Linuxサーバの用途はウェブやメールなどのフロントエンド系が最も多く、次いでデータベースサーバ、ファイル・プリントサーバとなっている。これらの用途は現在導入されているLinuxサーバの60%を占めており、ウイルス対策が不可欠なサーバである。75%のLinuxサーバがウイルス対策をしていないという実態とあわせて考えると、ネットワークへのウイルス侵入、ウイルスのネットワーク全体の拡散を許している可能性があり、ネットワークが危険な状態にさらされていると、ソフォスは分析している。

 ソフォスは、LinuxはWindowsと比べてウイルス被害を多く受けていないが、セキュリティに無関心でいてはいけないと警告している。Linuxには悪影響のないウイルスであっても、WindowsなどLinux以外の基本ソフト(OS)に感染するウイルスを通過させたり、保存する危険性があるためだ。ソフォスでは、Windows環境と同様のセキュリティをLinuxサーバでも検討すべきとしている。

 今回の調査は、年商30億円以上の企業と都道府県庁・市区の自治体を対象に、調査会社の矢野経済研究所に委託して行った。

ソフォス

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    AWSが提唱する、モダン分析プラットフォームのアーキテクチャと構築手法

  2. クラウドコンピューティング

    AWS資料、ジョブに特化した目的別データベースを選定するためのガイド

  3. セキュリティ

    Zero Trust Workbook--ゼロ トラストの先にある世界を知るためのガイダンス

  4. セキュリティ

    「ゼロトラスト」時代のネットワークセキュリティの思わぬ落とし穴に注意せよ

  5. クラウドコンピューティング

    データ駆動型の組織でビジネスの俊敏性を実現するには?戦略的な意思決定とイノベーションを両立へ

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]