ILOGは10月11日、IBMが展開しているパートナープログラム「IBM SOA Specialty Program」の参加企業に認められたことを発表した。SOA Specialtyは、IBM PartnerWorldプログラムの一部として、SOA市場への参入を目指すパートナ企業を対象に、技術的な手段およびスキル構築のロードマップを提供する。
この発表は、ILOGがSOA(サービス指向アーキテクチャ)に関してIBMが規定した広範におよぶ技術的および実務的要件をすべて満たしていることが認定されたもの。この結果、アプリケーションサーバなど、さまざまな機能を統合したプラットフォーム「IBM SOA Foundation」に「ILOG JRules」をシームレスに統合できる。
SOAに対応したILOG JRulesのBRMS(ビジネスルール管理システム)により、顧客企業は完全に再利用が可能な意思決定サービスを構築することが可能。意思決定の権限を業務ユーザーに与えることができ、導入が容易で企業全体のコンプライアンス戦略を支援する「Transparent Decision Services(透過的意思決定サービス)」を実現できる。