サイボウズとインフォリスクマネージは10月23日、ホスティング方式のグループウェア環境「サーバアウトソーシングサービス for サイボウズ Office 6」「サーバアウトソーシングサービス for サイボウズ ガルーン 2」への移行を推進するキャンペーン「既存利用サーバ総額5億円買取」を開始した。サイボウズ製品への移行を条件に、顧客のサーバ資産を買い取る。
キャンペーンは、サイボウズのグループウェア製品を50人以上で利用している既存顧客と、サイボウズのグループウェア製品へ移行を希望する顧客が対象。
グループウェア運用に利用しているサーバを買い取り、NEC製サーバ「NEC Express5800」によるマネージドホスティングサービス環境で、サーバアウトソーシングサービス for サイボウズ Office 6とサーバアウトソーシングサービス for サイボウズ ガルーン2 を提供する。「サイボウズ Office 6」の年間継続ライセンス導入や、「サイボウズOffice 6」から「サイボウズ ガルーン 2」への移行も選択可能。
キャンペーン期間は2007年3月31日までの予定だが、サイボウズとインフォリスクマネージによる買い取り総額が5億円に達した時点で打ち切る。2007年3月末までに約50社の導入を見込む。
現在、今後リース資産のオフバランスが認められなくなる方向で会計基準の見直しが議論されているが、両社では、「サイボウズのグループウェア製品を活用しているサーバ所有からホスティングへ切り替えることで、使用料を費用処理するアセットレス/オフバランス化が可能」と説明している。
今回のサービスの参考価格は、サーバアウトソーシングサービス for サイボウズ Office 6が月額12万円からとなっており(3年契約)、サーバアウトソーシングサービス for サイボウズ ガルーン 2が月額23万円からとなっている(3年契約)。なお、それぞれ初期費用が別途必要になる。