NEC、大阪大学サイバーメディアセンターから大規模スパコンを受注

CNET Japan Staff

2006-11-08 17:14

 NECは11月7日、大阪大学サイバーメディアセンターよりベクトル型スーパーコンピュータ「SXシリーズモデルSX-8R」20台からなる大規模スーパーコンピュータを受注したことを発表した。

 大阪大学サイバーメディアセンターは、2000年4月に旧大型計算機センターと同大学関連部門を統合した組織。大規模な科学技術計算でさまざまな分野の研究者に大規模かつ高速処理可能な計算機資源を提供している。

 今回の受注では、実アプリケーションのベンチマークテストにより、ベクトル型スーパーコンピュータの高い実効性能と大規模共有メモリによるプログラミングの容易性が評価された。新システムは、最大性能5.3テラフロップスに達し、SXシリーズで国内最大のシステム規模になる。なお、テラフロップスは1秒間に1兆回の浮動小数点演算能力を指す。

 同センターは2年後に次期SXを追加導入する予定で、そうなると最大性能は20テラフロップスを超えることが見込まれる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  2. 運用管理

    IDCレポートが明かす、AI時代において「プライベートAIインフラ」が企業競争力に果たす役割と効果

  3. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  4. ビジネスアプリケーション

    新規アポ率が従来の20倍になった、中小企業のDX奮闘記--ツール活用と効率化がカギ

  5. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]