東芝ソリューションは11月9日、統合CRMソリューション「T-SQUARE」シリーズの機能強化版を出荷すると発表した。
統合コンタクトセンター向けの「CT-SQUARE」では、ユーザー企業自らが画面内の項目や画面レイアウトを自由に設定できる「フレックスブロック」機能を搭載した。また、消費財メーカーなどの消費者向けコンタクトセンターで必要となる「オペレータサポート」機能を強化している。問い合わせ内容のコピーや、問い合わせた消費者の仮登録などが可能になっている。
フィールドサービス向けの「FS-SQUARE」では、サービスセンター業務として最も効率化を求める声が強かった「アサインメントボード」機能を搭載している。この機能を利用することで、サービス要員のスケジュール調整や作業割当といった作業をブラウザ上で行うことができる。また、顧客へのサービスに対応できるスキルを有する要員の自動化抽出ができ、ディスパッチ業務の効率化が図れるという。
顧客情報統合の「CDi-SQUARe」は、顧客情報を統合する際のマスターとなるデータの初期値をより精度高く自動生成する「マスタクリエイティング」機能を搭載している。
またもモバイル向けのCRMとして「ma-SQUARE」の場合、携帯電話などを利用を可能にした「営業支援テンプレート」、また携帯電話をフィールサービスの端末として利用するための「フィールドサービステンプレート」を用意している。