東芝ソル、統合CRM「T-SQUARE」の機能強化版をリリース

CNET Japan Staff

2006-11-10 12:25

 東芝ソリューションは11月9日、統合CRMソリューション「T-SQUARE」シリーズの機能強化版を出荷すると発表した。

 統合コンタクトセンター向けの「CT-SQUARE」では、ユーザー企業自らが画面内の項目や画面レイアウトを自由に設定できる「フレックスブロック」機能を搭載した。また、消費財メーカーなどの消費者向けコンタクトセンターで必要となる「オペレータサポート」機能を強化している。問い合わせ内容のコピーや、問い合わせた消費者の仮登録などが可能になっている。

 フィールドサービス向けの「FS-SQUARE」では、サービスセンター業務として最も効率化を求める声が強かった「アサインメントボード」機能を搭載している。この機能を利用することで、サービス要員のスケジュール調整や作業割当といった作業をブラウザ上で行うことができる。また、顧客へのサービスに対応できるスキルを有する要員の自動化抽出ができ、ディスパッチ業務の効率化が図れるという。

 顧客情報統合の「CDi-SQUARe」は、顧客情報を統合する際のマスターとなるデータの初期値をより精度高く自動生成する「マスタクリエイティング」機能を搭載している。

 またもモバイル向けのCRMとして「ma-SQUARE」の場合、携帯電話などを利用を可能にした「営業支援テンプレート」、また携帯電話をフィールサービスの端末として利用するための「フィールドサービステンプレート」を用意している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]