ユミルリンクは11月15日、ネットウエルと協業し、ネットウエルが開発したソーシャルネットワーク(SNS)エンジン「MarkONE SNSエンジン」を基盤にしたSNSシステム「MixLINK SNS」を12月からパッケージ販売すると発表した。
MixLINK SNSは、ブログや掲示板など基本的なSNS機能のほか、メール配信やメッセージ、アンケートなど、企業と顧客とのコミュニケーションを実現するための機能を標準で搭載している。
運用開始後のサービス規模に合わせ、データベースサーバやウェブサーバを、マシン単位で拡張することが可能。また、オプションサービスとして、SNS内の更新情報などをポップアップで知らせる「デスクトップツール」、地図上にSNS内の地域情報を掲載できる「オンラインマップサービス」、紙媒体やPDFをウェブ上で閲覧できる「デジタルブックサービス」、会費の徴収やコンテンツ販売ができる「課金・決済システム」との連携を可能としている。
価格は、基本機能を搭載した「標準パッケージ」が315万円から、機能拡張や既存システムと連携できる「カスタマイズパッケージ」が525万円からとなる予定。利用環境と標準パッケージをすべて揃えた「ASPサービス」も用意している。
また、テキスト、画像、動画などのユーザ投稿を24時間365日監視するサービスやカスタマーサポートなど、運用支援も含めたトータルソリューションを提供するとし、ユミルリンクでは、初年度10社への導入を目標としている。