エアネットとゼンド・ジャパンはこのほど、オープンソースのスクリプト言語であるPHPを利用したウェブソリューションのさらなる提供拡大を目的に提携したと発表した。
今回の提携で両社は、2007年1月からエアネットから提供開始予定の新共用サーバホスティングサービス「WEBooth(ウェブース)」に、ゼンドが提供するPHPコード最適化モジュール「Zend Optimizer(ゼンド オプティマイザー)」を標準搭載する。
Zend Optimizerは、PHPコードの最適化でサーバ上での実行速度を数%から数十%向上させられる高速化モジュール。暗号化によりPHPコードの保護レベル向上を実現する「Zend Guard(ゼンド ガード)」などとの連携も可能で、WEBoothにて標準提供を行うことにより、PHP用に最適化された稼動環境を、ユーザーに容易にご利用いただくことが可能となるという。
WEBoothはエアネットが提供する共用ホスティングサービスの名称で、ウェブ機能やメール機能のほかに、セキュアな環境下でのファイル共有を容易に実現する独自開発ツール「セキュアグループフォルダ」などの利用が可能になる。
また、エアネットはゼンドが推進するSIパートナープログラムに参画する。