アルファーテック(福山道夫代表取締役)は1月11日、アプリケーションサービスプロバイダ(ASP)としてアルプス システムインテグレーション(ALSI、大喜多晃社長)の情報漏えい防止ソリューション「DocumentSecurity」を2月から提供開始する。
価格は1クライアント当たり月額1200円で、10クライアントから販売。別途初期費用15万円が必要。内部統制や情報漏えい防止・抑止など、セキュリティ対策の強化を統合的に検討する100クライアント未満の中小規模企業を対象に、初年度1億円の売上げを目指す。
同ソリューションは、日本版SOX法で義務となる内部統制に関して、膨大な資料をファイル単位で重要度(リスク)別に識別・分類して暗号化し、履歴管理が簡単にできるのが特徴。ドキュメントの「作成・編集・保存・利用・破棄」というライフサイクル全般を、ドキュメントごと、ユーザー/グループごとに柔軟に設定して、暗号化したファイルに使用制限をかけることで、企業内に存在するさまざまな機密情報の流出を防止できる。
ASPサービスは、自社でサーバーを構築せずにソリューションを利用でき、サーバーとクライアント間の通信は暗号化するため、中小規模企業でも安全に低コストで導入できる。
アルファーテック=http://www.alphatech.jp/
アルプス システム インテグレーション=http://www.alsi.co.jp/