NTTコムウェアは1月22日、日本百貨店協会と連携し、経済産業省主導の「電子タグ活用による流通・物流の効率化実証実験」を同日より開始すると発表した。
この実験では、婦人靴を対象に、メーカーから卸、百貨店店頭までの「製配販サプライチェーン」の効率化と、タグ収集情報を活用したサプライチェーンの高度化を目的に、電子タグを商品製造工程から貼付する「ソースタギング」の検証を行う。小田急百貨店、京王百貨店、高島屋、東急百貨店、三越、阪急百貨店、井筒屋の7百貨店19店舗が実験に協力する。
NTTコムウェアは、今回の実験をすぐに実運用につなげるために、システム面の課題解決、普及活動を行っていく。タグ収集データをマーチャンダイジングで活用し、CPFRにつなげる仕組みの実用化も目指す。