NTTデータは1月22日、川崎市の行政サービスを支えるシステム連携基盤を構築し、同日より運用を開始したと発表した。
今回構築したシステム連携基盤は、川崎市の各業務システムを一体的に機能させるためのシステムだ。同市が推進する電子行政サービス充実のため、SOAに基づいて個別の業務システムの持つ機能やデータを切り出し、情報システム全体として共通的に利用できる環境を提供。業務システム間の柔軟な機能連携・情報連携を実現する。
導入による効果として、機能・データの共通化による効率化、行政サービスの変更などに柔軟かつ効率的に対応できること、特定ベンダーに依存しないシステム運用の実現などを見込んでいる。