Microsoftは、1月30日に一般発売される新OS「Windows Vista」に向けて、人を使った広告活動をニューヨーク繁華街で実施する予定だ。
エンターテインメント集団Cirque du Soleil(シルク・ドゥ・ソレイユ)風のパフォーマンスが米国時間1月29日の午前9時からニューヨークで開催される。
Windows担当コーポレートバイスプレジデントであるMike Sievert氏は24日、CNET News.comの取材に対し「人が広告になっているということ以外はただの広告でありマーケティングだ」と述べた。
Vistaのテストに参加した約80組の家庭が、この人間広告イベントに参加するという。
このイベントを始まりとして、Microsoftは5年ぶりとなるWindowsの一般発売と「Office 2007」の発売を売り込むための活動を2日間にわたりニューヨークで展開する予定。
Sievert氏は、ニューヨークでこのイベントを開催する理由として、ニューヨークはMicrosoftにとって「とても大きく、非常に重要な都市」だからだと述べている。同社は29日夜には、グレーターニューヨーク地区から、タイムズスクエア地区のパーティに多くのベータテスターを招待することを計画している。
Microsoftは29日昼には、同社の複数のハードウェアパートナーらとともに、高級レストランCiprianiで昼食会を主催するという。
ニューヨークは、同社が2006年11月に企業向けにVistaとOffice 2007の発売を開始した際にも発表の場として利用された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ