マクニカネットワークスは2月9日、PC用Xサーバソフトの最新版「Exceed 2007J」(日本語版)の販売を2007年2月15日に開始すると発表した。税込み価格は8万1900円で、サイトライセンスも用意する。
Exceedは、Windows上でUNIXアプリケーションによるX Window表示を可能とするカナダHummingbird製Xサーバソフト。マクニカが引用した米IDCの調査結果によると、全世界の市場シェアは71.5%あるという。マクニカはHummingbirdからソースコードの提供を受け、日本語版を開発してきた。
Exceed 2007Jは、最新版X11プロトコルのX11R7.1に対応した。複数の設定プロファイルを用途や環境に合わせて管理できるMulti Space Profile機能や、X WindowだけでなくWindowsアプリケーション用ウィンドウも管理可能な仮想デスクトップ機能といった新機能も提供する。さらに、マルチモニタ使用時のダイアログ表示領域も改善した。
対応OSは、Windows 2000/XP/Server 2003/x64 Editionとなる。